日々是好日

「日々是好日(にちにちこれこうじつ)」とは、
文字通り「毎日毎日が無事で素晴らしい日である」
という意味を持っています。
ここでは、山門脇に掲げている
日々好き日を活きる隻語をご紹介します。

春は花
夏はほととぎす
秋は月
冬雪さえて
しばれり

大空を
静かに白き
雲は行く
静かにわれも
生くべくもあり

人が悪口を
言うて
くれたら
罪が一つ
消えたと
喜べ

自分に
目覚め
今の自分を考え
お盆のこの日
先祖の御恩あり

浅い
川も
深く
渡れ


なければ
一切足る

春風や
仏を刻む
鉋屑(かんなくず)

有無を超えた
生死を超えた
生き続けに
生きてゆく
絶対無限の生命

言葉は
心の響き
行いは
心の影

欲ふかき人の
心とふる雪は
積るにつけて
道わするなり

令和5年1月下旬

来る年は
来る年は
とて
くれにけり

令和4年12月中旬

今日一日
何もしなかた人は
明日も
何もしないだろう

令和4年10月上旬