日々是好日

「日々是好日(にちにちこれこうじつ)」とは、
文字通り「毎日毎日が無事で素晴らしい日である」
という意味を持っています。
ここでは、山門脇に掲げている
日々好き日を活きる隻語をご紹介します。

春風や
仏を刻む
鉋屑(かんなくず)

有無を超えた
生死を超えた
生き続けに
生きてゆく
絶対無限の生命

言葉は
心の響き
行いは
心の影

欲ふかき人の
心とふる雪は
積るにつけて
道わするなり

令和5年1月下旬

来る年は
来る年は
とて
くれにけり

令和4年12月中旬

今日一日
何もしなかた人は
明日も
何もしないだろう

令和4年10月上旬

朝の合掌に
今日も生きぬく願いを
昼の汗に
生きているよろこびを
夜に反省に
生かされている
感謝を

令和4年9月下旬

坐静日長

令和4年9月中旬

亡き人の
迷はぬ道の
しるべせよ
軒にかかぐる
法の灯火

令和4年8月下旬

足ることを
知らずは
人でなし
馬と同じで
いつも
ヒンヒン(貧々)

令和4年8月上旬

薫風
南より来たりて
殿閣
微涼を生ず

令和4年7月中旬

大切なのは
かつてではない
これからでもない
即今只今である

令和4年7月上旬