「日々是好日(にちにちこれこうじつ)」とは、
文字通り「毎日毎日が無事で素晴らしい日である」
という意味を持っています。
ここでは、山門脇に掲げている
日々好き日を活きる隻語をご紹介します。
朝の合掌に
今日も生きぬく願いを
昼の汗に
生きているよろこびを
夜に反省に
生かされている
感謝を
令和4年9月下旬
坐静日長
令和4年9月中旬
亡き人の
迷はぬ道の
しるべせよ
軒にかかぐる
法の灯火
令和4年8月下旬
足ることを
知らずは
人でなし
馬と同じで
いつも
ヒンヒン(貧々)
令和4年8月上旬
薫風
南より来たりて
殿閣
微涼を生ず
令和4年7月中旬
大切なのは
かつてではない
これからでもない
即今只今である
令和4年7月上旬
頑張らなくてもいい
踏ん張ればいい
踏ん張れば命は
然え上がってくる
令和4年6月中旬
心をば
さらり さらり
とさら竹の
世を曲らずに
すぐ
さざらなむ
令和4年6月上旬
見ずや君
あすは散りなん
花なれど
いのちの限り
このときに咲く
令和4年5月下旬
口は
わざわいの門
口を慎めば
世の不幸は
半減する
令和4年5月
人の世は
三日
見ぬ間の
桜かな
令和4年4月